私が中国に滞在していた13年間の間に、多くの日本人と中国人の国際結婚カップルをみてきました。幸せそうに見える家庭もあれば、離婚を選んだ人たちもいました。
私がインタビューをしてまとめた日中国際結婚の様々な現実を紹介したいと思います。
目次
1.上海で社内恋愛から発展して結婚したDさんの話
語学が不得意な日本人は、日本語のできる社員や通訳と仲良くなることが多いので、恋に落ちることもあるようですが、社内的に公表できないという問題があるようです。
2.飲み屋の女性と結婚したTさんの話
中国にはたくさんのスナック、日本でいうキャバクラのような店があります。駐在員の息抜きとして利用することも多いのですが、中にはその店の子と付き合い、結婚する人もいるようです。注意したいのは飲み屋の子の中には打算的な子も多いというところでしょうか
3.結婚紹介所で奥さんを見つけたOさんの話
中国の女性と結婚する為の結婚紹介所は結構多くあります。文化や言葉の壁を理解した上で結婚するのであれば良いのですが、2,3回面談しただけで結婚となることもあるので、結婚後に苦労することもあるようです。
4.留学がきっかけで国際結婚したIさんの話
Iさんは中国留学で出会った奥さんと結婚しました。若い人は意外とこのパターンで結婚することも多いようです。
5.外国人研修生として日本で出会ったYさんの話
日本で研修生としてやってくる中国人は多いです。日本でも製造業や、農業などの現場で外国人を採用していることも多く、日本語を教えたり、一緒に仕事をする中で自然と恋心が生まれることもあるようです。
6.日本人女性と中国人男性という国際結婚を選んだHさんの話
日中国際結婚のパターンで多いのは圧倒的に日本人男性と中国人女性というケースですが、最近は日本人女性と結婚する中国人男性というケースも増えているようです。
7.定年後に再婚をしたKさんの話
日本語学校の先生として中国へ渡る人は多いですが、高齢者の場合は特殊技能がある場合は別として、現実問題ビザが発給されないこともあるようです。
まとめ
2010年のデータで、日本人の結婚総数(婚姻件数)の約4.3%が国際結婚であり、1980年の0.9%と比較すると大幅に増加しています。その中でも中国人との結婚のケースは1/3を占めています。日中カップルと言っても様々な形があるということをお伝えできれば幸いです。
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