中国で壁や穴に挟まっている人のニュースが日本でもよくやっていますよね。僕も日本にいるときは「中国人壁に挟まり過ぎ!」って思っていました。
中国で長く生活していると、中国人が壁に挟まる理由というか、本質が見えてきました。ちゃんと壁に挟まる理由があるんです!想像の部分もありますが、中国人が壁に挟まる理由を自分なりに分析してみました。
目次
1.「挟まるチャンネル」が中国にはある
これは僕も実際に見たことはありませんが、ある番組で中国には壁や穴に挟まった人を救出するのを放映する「挟まるチャンネル」というのが存在し、挟まる映像ばかりが流れているというのです。
つまりその映像を日本側が買い取って放映しているということです。そんなチャンネルがあることが驚きですが、中国はチャンネル数が異常に多いので、あっても不思議ではない気がします。
2.挟まるとドラマになる
挟まる子供がいると、救出の映像を撮れるように、テレビ局に情報が行くようになっているらしいです。それは警察や消防を追っているテレビスタッフがいますので、その人たちからリークがあれば、リアルタイムで映像が撮れますよね。
また挟まった場合、周りの壁を壊したり、穴をあけたりしないといけないので時間がかかるというのも、撮影隊が追いつくことが出来、映像におさめることが出来る理由になっていると思います。
3.事故が起こりやすい環境がいっぱい
中国では普通に生活をしていても事故に巻き込まれる確率がとにかく高いです。交通事故であったり、工事現場が爆発したり、建物が倒壊したり、、、、例をあげればきりがないほど、日々いろんな事件が起こっています。
その中でもマンホールに落ちる事故は本当に多いです。日本だとマンホールに蓋がないことはまずないですよね。中国ではしょっちゅうあります。それはマンホールが売れるからです。どういうルートかは知りませんが、マンホールや電線は売れるので、よく無くなると聞いたことがあります。
4.救出モノというテレビのカテゴリーがある
中国では共産党が情報統制を行っているので、自由に報道ができません。そんな中、ニュース性もあり、助けに来たレスキュー隊のイメージアップにもつながるような「挟まった子供を助ける映像」は共産党政府にとっても、都合の良いネタなんだと思います。
5.ずさんな建築のレベルが桁違い
中国の建物は日本で考えると完全に建築法違法であり、手抜き工事であるようなものが多いです。経済は急成長を遂げていますが、正直マンションや家の建築はまだまだ遅れていると感じました。
そんな建物なので、当然無駄なスキマや危険な穴なんかがいっぱいあるわけです。子供は好奇心が強いですから、スキマや穴に入ってしまうというのもあると思います。
6.人口13億人のパワー
単純に人口が多いので、事件はすごい数起こるわけですよ。そんな中で面白い映像を集めていったら必然的に壁に挟まった人達のことが出てくるわけで、日本からしたら、凄い挟まってると思うんじゃないでしょうか。
実際人口に対しての挟まった人の比率は出せないですが、人口が多いことで、目立つというのはあると思います。
まとめ
中国人が壁によく挟まっているのは理由があるというのが分かって頂けたでしょうか。これからも挟まった映像が見られることは間違いないと思います。
挟まった子供を救出する際壁を壊したりするけど、誰が補修費用を負担しているのだろう。