日本語ラップを聴き続けていますが、ラップにはオレはイケてるソングや、メイクマネーソングなどが多いですが、中には心打たれるような曲もあります。
今日は絶望の淵にいるときに日本語ラップで助けられるような曲をあつめました。ラップはメッセージ性が強いので、弱ったあなたの心に響くことでしょう。
死にたいときに聴きたい曲として、そのテーマ別に分けて書いたので、自分の気分にあった一曲を選んで下さい。死にたかった気分も次第に癒される名曲ばかりですよ。
目次
- 生きていることに疲れて死にたいときに聴く日本語ラップ「生きる」
- 挫折や失敗して死にたい時にはさわやかに「涙空」
- 自分の存在価値が分からず死にたいときは「世界はお前が大っ嫌い」
- 大切な人がなくなって死にたいときには「生きるっていうこと」
- 退屈な日常で死にたいときに聴く日本語ラップは「My Life」
- 罪を犯して罪悪感に死にたいときに聴く日本語ラップなら「今の世の中」
- 将来が不安で死にたいときに聴く日本語ラップなら「僕がいた」
- テンションがあがらず死にたいときは「一網打尽」できまり
- 何か理由は分からないが鬱々として死にたいときは「ソラニシラレヌ」
- 泣きたくて死にたいときは「涙」
- 戦う前に不安で死にたいときに聴く日本語ラップは「絶対負けない!」
- 大切な人がアルツハイマーになってしまい絶望で死にたいとき「マイハツルア」
- 前向きになれず死にたい時に聴く日本語ラップなら「何度でも」
- まとめ
生きていることに疲れて死にたいときに聴く日本語ラップ「生きる」
僕のサイトではたまに書いていますが、僕は不可思議wonderboyが大好きです。
そのなかでも「生きる」という曲が一番好きです。
谷川俊太郎の詩からオマージュして歌詞にも引用しています。
生を誰よりも強く歌ったその本人が既にこの世にいないという不条理
死にたいと思っている人は「生きる」を聴いてみて、不可思議wondreboy の歩んできた道をググってみてください。
その時にもう一度死にたいって言えるかな。
孤高のリリシスト 不可思議wondreboy 是非
不可思議wonderboy 「生きる」
生きているということ 生きているということ 生きて生きて生きて生きているということ
生きているということ 生きているということ 遠くで犬が吠え地球が周り
たった今もどこかで産声があがり 兵士はどこかで傷つくということ
孤高のポエトリーライマー不可思議wonderboy https://muraba.link/muraba/post-241/
挫折や失敗して死にたい時にはさわやかに「涙空」
くやしさや失敗に涙を流したときにおすすめ。
Greeeenの曲は前向きになれる曲が多いですが、特に元気付けられる一曲です。夢を追いかけている人におすすめ。難しいことも、辛い夜もあるけど、決して今流す涙は無駄じゃないって感じます。
挫折したって起ち上がればいいんですよ。
涙の数だけ強くなれるといった岡本真夜と同じ理論ですね。正しいと思います。
日本語ラップの中ではかなり爽快感が高い曲
Greeeeen「涙空」
言葉に出来なくても ありのままに 声枯れるまで
言葉に出さなくても こぼした涙が洗い流すだろう
自分の存在価値が分からず死にたいときは「世界はお前が大っ嫌い」
自分自身の存在価値が分からなくなったり、自分はこの世にいない方がいいのではと思ったときにおすすめ。
日本のHIPHOP界のラスボス般若は決してそんな人に、頑張れ!とか、あなたなら大丈夫だよ!とはいいません。
元々、自分は世界中から嫌われているんだ。味方はいないんだ。と認めた時から、気分爽快になりますよ
日本語ラップの特徴である韻を丁寧に踏んでいる感じが最高
般若 「世界はお前が大っ嫌い」
友達じゃない 恋人じゃない 家族血のつながりもない 世界はお前が大っ嫌い
味方はいない しかたがない イキがっててもしょぼくれたLIFE 認めちまったら怖くはない
敵は一秒先の未来 失うものなどとっくにない
大切な人がなくなって死にたいときには「生きるっていうこと」
生きていて何より辛いことは大切な人が死んでしまったとき。
人生長くなると、いろんなことがおこります。そんな中でも今を生きていることをありがたいと思えるようになる一曲。死ぬまで生きるこれがテーマ。
この曲は446というレゲエアーティストが亡くなった時に作られた曲です。西成の思いが伝わってきます。
日本語ラップの中でもその人間力という意味ではトップクラスでしょう。
何か生きるパワーが溢れています。
446&SHINGO西成 「「生きる」っていうこと」
「生きる」っていうことは なんて素晴らしいことや!
この場所この時間を今これからも大切にしないか?
退屈な日常で死にたいときに聴く日本語ラップは「My Life」
退屈過ぎて、毎日が無意味に感じて、死にたくなったら聴いてください。そんな日常が素晴らしいものだと感じられますよ。
個人的にZORNは今一番ノッているMCの一人だと思います。ZORNは韻が硬くて良い!!
洗濯物干すのもHIPHOP!
っていうのが2016年の個人的ベストパンチライン
日本語ラップのMCの中でも丁寧に韻を踏みながら、染みるラップをするのがZORNですね。
最近出す楽曲は全て神曲ってくらい良いのでチェックしてください
ZORN 「My Life」
一本道を行こう 洗濯物干すのも HIPHOP
※番外 娘を持つ父親なら絶対この一曲をおすすめ
ZORN 「Letter」
罪を犯して罪悪感に死にたいときに聴く日本語ラップなら「今の世の中」
少年犯罪で被害者になってしまった少年が生前残した音源を日本のHIPHOP伝説のグループキングギドラのMCであるKダブシャインが音源化しました。
最近の芸能人みたいなスタンスのKダブさんよりも、かつてのように社会に問題提起をしていく姿みたいよ
Kダブのフローは好きなので頑張ってほしい
k dub shine feat.鈴木健太 「今の世の中」
今の世の中 未来変えなきゃダメなんだ
今の世の中 魂腐ってる野郎減らすんだ
今の世の中 ひとごとにしてられないんだ
将来が不安で死にたいときに聴く日本語ラップなら「僕がいた」
ストレートでメロディーに乗せたラップは耳に心地良いです。
5分強の間ずっと、優しい兄貴に応援されている感じ。夢破れた人や、その高さに絶望している人へ。
辛いよな、不安だよな、怯みそうだよな、明日が分からないよな。良いんだよ。悩んでも。でも、貫け!!
MASH 「僕がいた」
何もかもが信じれんくなって 悩んで唸って捻り出したその答えは
未来の前では本当無意味で それでも自分には本当の意味での宝物であり儚く脆い
テンションがあがらず死にたいときは「一網打尽」できまり
テンションをあげるにはアゲアゲのラップ聴いとけば自然とアガりますよ。ここ5年の内HIPHOPの定番曲として絶対外さないのが韻踏合組合の一網打尽。
HIPHOP界隈ではいろんな場面でかけられる一曲で、ド定番ですね。フリースタイルのトラックとして相性が良いので、バトルでもよく耳にします。
昔から韻踏好きだからこれ聴いたときはキターってなりました。とりあえずアガる。
昔から変わらず硬い韻を武器に勝負してきた韻踏合組合の最高傑作だと言えますね。
今一番日本語ラップ界で注目されている人も影響受けた人多いでしょう。
韻踏合組合 「一網打尽」
俺らが歌えば上げ上げだぜナーミン?
Hold up 一網打尽、一網打尽、一網打尽
※番外 いろんな人がカバーしているのも一網打尽の特徴 おすすめは断然NORIKIYO,漢、SHINGO西成がカバーしたリミックス
NORIKIYO,SHINGO西成,漢 「一網打尽(REMIX)」
※番外2 大阪でアガるならもうひとつこれ
SHINGO西成 「大阪UP」
何か理由は分からないが鬱々として死にたいときは「ソラニシラレヌ」
鬱な気分のときにはmeisoがおすすめです。カッコ良いラップ好きな人も気に入ると思います。
meisoのリリックは言葉が際立っているというか、抽象的なんだけど、全体を通して聴くと体に染み込んでくる感覚がある。
明るい気分にはなりませんが、気分が落ちているときに聴きながら、画面に流れる言葉の洪水を浴びると、不思議と落ち着きます。
ラップスキル、楽曲のクオリティ、全て最高なので、meisoはもっと売れても良いと思います。ていうかたぶん売れる。
meiso 「ソラニシラレヌ」
振り返ればそこにそびえる黄金期 触れることのできる象牙の塔
記念日の記念碑 神々しいシルエット
泣きたくて死にたいときは「涙」
ケツメイシの曲には名曲が多いですが、涙は一番胸にくる曲ですね。
うまくいかなくて、死にたくなったら聴いてみてください。
ありのままでいいんだ。もう少し頑張ろうって思えるようになりますよ。
日本語ラップというジャンルに入るか分かりませんが、結構韻を踏んでいるのが心地よいです。
ケツメイシ 「涙」
溢れた感情は単純にこぼれる涙 止めずに泣いて枯れるまで
溢れた感情は単純に疲れた君を そっと包んで忘れるため
戦う前に不安で死にたいときに聴く日本語ラップは「絶対負けない!」
誰にも負けない!絶対負けない!という気持ちになります。
気持ちが折れそうなときは、この曲を聴いて、気持ちで負けたら終わりだと言い聞かせてください。
戦う前のテンションをあげる曲としても良いですね。女子格闘家NO1のRENA選手の入場曲にもなっているので、知っている人も多いでしょう。
日本語ラップの中でも特にポジティブでストレートな一曲。
シンプルにアガる!
エイジアエンジニア「絶対負けない!」
誰にも負けない 決して曲げない
誰にも負けない強い気持ちがあったら負けない
大切な人がアルツハイマーになってしまい絶望で死にたいとき「マイハツルア」
大切な人がアルツハイマーになってしまったとき、その絶望は深いものでしょう。
狐火の実話で身に詰まる歌詞と震えているような歌声が胸に迫ってきます。
大切な人が病気になってしまうと、自分の無力さが情けなく
ただただ悲しいという絶望感に苛まれる。
狐火の楽曲はひたすら等身大で胸に響く。
日本語ラップは自分の弱さもさらけ出していかなきゃ。最高
狐火「マイハツルア」
秒針一秒一秒越しに 徐々に愛しい思い出が 消えていくなら
その空いた穴は何で 埋まるでしょうか? 教えてください
前向きになれず死にたい時に聴く日本語ラップなら「何度でも」
Michitaのリリックは素直でありながら力強くてカッコいいですね。
戦うと、当然負けることもある。
でも負けても立ち上がればいい。
何度でも。
強い心を持とうと思える一曲。
周りの評価を変えていく人になりたいなら聴くべし。
Michita 「何度でも」
何度でも 何度でも 何度でも 何度でも 起ち上がる
その胸の奥から沸き上がる 思いにこそ本当の価値がある
※番外 年齢別サラリーマン 死にたいとき聴く曲
狐火はラッパーでありながらサラリーマンでもあります。そんな鬱々をしたサラリーマンの悲哀や、音楽一本で生きていけない苦しさを歌った曲。狐火がその年齢の時にリリースされた等身大のサラリーマンの悲哀ソング。
イケイケの人よりは、臆病で自分に自信のないけど、内側に熱いものが流れている人むけ。
個人的には27歳のリアルが一番好き
狐火 「27歳のリアル」
狐火 「29歳のリアル」
狐火 「31歳のリアル」
狐火 「33歳のリアル」
まとめ
死にたいときというテーマで好きな日本語ラップをまとめてみました。
ラップは言葉の力が強いので、落ち込んだ気分を奮い立たせてくれますね。またHIPHOPはカウンターカルチャーなので、反骨精神というか、落ち込んだときに「なにくそ」ってパワーくれます。
まぁ死にたいと思うときもありますが、がんばって生きよう!っていう結論に毎回至ります。
gadoro :クズ gadoro :真っ黒い太陽
gomess: poetry gomess: life
不可思議:pericull たかやん:CHANCE