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中国人向け民泊奮闘記⑫福岡は日本一のクルーズ船の寄港地

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訪日外国人が日本に来る手段は〈飛行機〉か〈船〉です。

この飛行機か、船かによって、旅行客の行動パターンが大きく異なりますので

統計上は同じ1人の外国人旅行客数ですが、実情をしっかりと理解しておきましょう。

特に福岡県で民泊される方は、福岡という土地がもつ特別な特徴を知りましょう。

飛行機と船 外国人はどっちで来るのか

福岡県には福岡空港も博多港もあり、共に外国との航路を持っていますので、多くの便があります。

飛行機と船で来る訪日外国人の人数は

飛行機 ⇒ 2,205万人

船   ⇒ 199万人

となっています。

まぁ想像通りというか、飛行機で来る人が圧倒的に多いですね。

福岡空港にポイントを当ててみると、

空港利用者数

1位 成田(682万人)

2位 関西(608万人)

3位 羽田(326万人)

4位 福岡(163万人)

福岡は4位ですね。

まぁ善戦している方といえるのではないでしょうか。

何よりも福岡空港は空港から街へのアクセスが抜群に良いので

使い勝手の良い空港として人気ですからね。

博多港の圧倒的な集客力

次に船を見てみると、

寄港回数ベスト3

1位 博多(328回)

2位 長崎(197回)

3位 那覇(193回)

※かっこは外国旅客船寄港回数です。

博多港が圧倒的な強さを持っています。

しかも上位3つは全て九州で独占という状況です。

これは完全にと地の利ですね。

船の場合どうしても移動速度が遅いために

地理的に近くないと就航が難しくなります。

ですので、九州は最も多くのクルーズ船が大挙しているという状況です。

そして、この博多港に着港している国は、ほぼ中国韓国です。

 

では、このクルーズ船顧客を狙って民泊すればいいと思うかもしれませんが、

そこには非常に大きな問題が隠されています。

クルーズ船顧客は日本で宿泊しない

クルーズ船で来る外国人は日本で宿泊しません。

船内に部屋がありますので、基本的には船内で宿泊します。

そして、移動を含め、5日間の旅行で日本に滞在する時間は10時間とかそういうプランが多いです。

中国から日本へ来ているクルーズ船は、最大3000人規模の旅客船であり、団体旅行客なので、全て添乗員の指定した場所へ行くことになります。

ですので、旅行会社と提携している店にしか恩恵が生まれないという状況です。

免税店等は船内にもあるので、ブランド品などのショッピングも船内で済ます人も多いです。

これは一般的な船室の様子ですが、ゆったりとした個室があるので、ゆっくりと旅を楽しむことができます。

また、食事の割引券や、免税店の割引、船内アトラクションの充実、WiFi完備など、不自由なく船で過ごすことができます。これは今年の6月に新しく就航となる上海⇔北九州の航路ですが、

4泊5日の日程で、日本滞在時間は10時間です。

その間に、買い物、食事、観光を全てこなすことになります。

全てガイド付きの団体旅行なので、それ以外の自由にお金を使う時間はありません。

ですので、飲食店、小売店であれば、そのルートに組み込めれば大きな可能性がありますが、

それ以外の個人店などは難しいです。

 

まとめ

福岡は外国人が船で大挙して来ます。

しかし彼らは宿泊施設を必要としません。

民泊を使って宿泊客を獲得するのであれば、個人旅行での訪日客に如何にアプローチしていくかが大事だと思います。

 

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