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[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”murabakao.jpg” name=””]Airbnb de おもてなし コミュニティ 金曜日担当 バヤシ(@muraba1)です。[/speech_bubble]
今週は中国人訪日旅行客がなぜ日本に来ているのかということを冷静に俯瞰でみてみました。
そもそも日本にたくさん中国人旅行者が来ているという印象がありますが、本当なのか?
他の国と比べて日本への旅行客は多いのか少ないのか?
中国人は海外旅行へどの程度いっているのか?
そもそも日本旅行はそんなに人気じゃないという事実
2016年の中国人訪日旅行客は640万人と過去最高の人数となりました。
中国人の海外旅行全体の中で訪日旅行を選んだ人は11.7%となっています。
この文章だけを切り取ると中国人の中で日本旅行がブームになっているように感じる人もいるかと思いますが
実際は逆です。
日本への海外旅行ブームは特に起こってないです。
そして中国人の日本に対する国民感情は悪化しています。
日本旅行は以前から人気があったのは事実ですが、近年の領土問題等があり
最近までは減少傾向でしたがここ2.3年は再び回復してきました。
また、中国人の反日感情は今も根強く残っています。
それは、天安門事件以降、政府の徹底した反日教育や、
情報規制によってコントロールされているからです。
最近はSNSやネットがありますので政府の発表を盲目的に信じるようなことは減少していますが、
それでも国民感情は決して良好ではありません。
中国人の海外旅行者における日本旅行の人気
中国人の香港マカオを除く海外旅行人数は年間約5,500万人です。
日本が年間1,700万人なので現状で3.2倍程度の人数です。
また、中国人が海外旅行に行き始めたのはここ数年が顕著です。
それは国の経済成長や元高が影響していますが、今は普通のサラリーマン世帯でも海外旅行へ行くことができるようになっています。
では、中国人が海外旅行に行くとなるとどの国を選ぶのでしょうか。
香港マカオを除くと、中国人の総人口における年間海外旅行の人数は4%程度です。
日本人が13.5%、アメリカ人が10%となっており、中国はまだまだ少ないという印象です。
しかし、都市戸籍で生活する中国人のライフスタイルには海外旅行も馴染みがあるようになってきました。
都市戸籍の中国人の海外旅行率は7.1%となっており、都市戸籍の人達の間では海外旅行も増えていっています。
中国13.8億人の人口のうち6割程度が都市戸籍を保有しており、それらの人が日本と同じ程度(13.5%)まで海外旅行をするようになることは十分考えられます。
日本旅行は高くてビザが取りにくい
日本旅行は元々中国人の海外旅行先で1番の人気国でした。
それが、2010年の靖国参拝問題、2012年からの領土問題等があり
タイ・韓国に旅行客は流れており、現在もタイには旅行客数は負けており、韓国と同程度になっています。
中国人旅行客の感覚として、日本旅行はタイ・韓国に比べると割高です。
それは距離的に離れているのと、ビザを取得するのに費用がかかるからです。
また個人旅行にとってビザが取りにくいのは大きな障害になっています。
まとめ
中国人の海外旅行者の割合はまだまだ少なく、今後の伸びに期待ができます。
その時に日本旅行を選んでもらえるような施策を行っていかないと
中国人は韓国や東南アジアなどの国へ流れていくでしょう。
日本人の中に中国語を使える人が少なく、東南アジアや韓国には中国語人材が多いのも
旅行客を呼び込める力の差になるでしょう。
中国人訪日旅行者は今後も増えるでしょうから、そのチャンスをしっかりつかめるような受入体制を整えていく必要があると思います。
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