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遠藤周作原作スコセッシ監督の映画「沈黙」が1月21日いよいよ公開!

遠藤周作原作スコセッシ監督の映画「沈黙」が1月21日いよいよ公開!

遠藤周作ファンの私は久々に遠藤作品が映画化されると聞いて今から楽しみにしています。それがスコセッシ監督の「沈黙」です。

2017年1月21日公開されますが、事前に小説を読んだりしておくと更に楽しめると思いますよ。

1キリスト教が弾圧された時代に日本へやってきた主人公ロドリゴ

沈黙の予告編が期待大過ぎる

今日は日本版の予告編を見て、更にその期待が高まっています。

 

予告編に一瞬映るキチジロー役の窪塚洋介さんが凄まじく役になりきっている感じがあります。キチジローは沈黙では主人公のロドリゴを翻弄したりする重要な役どころなんですが、今から窪塚さんの演技を期待しています!

日本からの役者陣が超豪華

日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシらが出演しています。この面子を見るだけで大作っていう雰囲気が十分伝わってきますよね。

浅野忠信さんと窪塚洋介さんは個人的に特に好きな役者で、本当に魂の演技をすると思っているので、映画沈黙でもどのように演じるのか、今から楽しみでしょうがありません。

スコセッシ監督は遠藤周作「沈黙」の長年のファンだった

news_header_silence_201505_01ハリウッド映画の規模でこの作品が作られるのは幸せだと思います

『沈黙』のストーリーが私の心をつかんでやまないのは、異文化の衝突を描いているから。信じるという信仰を心底分かるためにはありとあらゆる衝撃を通過しなかければならない。そしてこの物語において、やはり異文化の中にキリスト教を持ち込むわけですから、少しずつ削っていかなければならない。削っていく行為こそ、その神髄に至る過程なのだと思う。こんな思いで作った私の最新作を、早く皆さんにご覧いただきたいと願っています。

とインタビューで語っている通り、遠藤周作の小説沈黙に心を打たれたと言っています。私もそうですが、沈黙という作品は文化や年代を超えて、読者を魅了する力があると思います。特に宗教観や信仰といったテーマを題材にしていますが、読後は自分自身の生き方を考えるきっかけになりました。

この映画はハリウッド映画なので、外国から見た日本という視点で描かれていますが、スコセッシ監督は遠藤周作のファンで、長年「沈黙」を映画化することを希望していただけあり、日本の様子も忠実に描かれています。

映画「沈黙」は2017年1月21日公開です

そんな来年初旬の大注目映画「沈黙」ですが、2017年1月21日から全国で公開されます。エンターテイメント作品が人気となる映画業界で、今作の重厚なテーマがどこまで受け入れられるか分かりませんが、口コミで広がっていくように思います。

もし映画がきっかけで遠藤周作に興味を持った人がいれば、是非長崎県の遠藤周作文学館へ行ってみてください。そこには沈黙で描かれた舞台が広がっており、外海を一望できる遠藤周作文学館で、沈黙の登場人物へ思いを馳せるのも良いと思います。

遠藤周作文学館の詳細は下記の記事を参考にしてください。

遠藤周作文学館で映画「沈黙」の世界を体感できる8つのポイント

遠藤周作の小説は沈黙以外も最高に面白いですよ

遠藤周作のおすすめ小説7選

 

 

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