私は2004年から2016年まで
13年間中国の無錫市に住んでいました。
理由は日本の本社からの出向社員としてです。
2004年は大学を卒業した年なので、
新卒で赴任になったわけです。
当時はそんなもんかと思っていましたが
長く過ごしても、そんな人一人もいませんでした。
寂しいと思うこともありましたが
結果、色々と得られるものも大きかったと今は思えます。
北京から繋がってる運河 沈みそうな船が運航してます
そんな無錫市のことを日本の皆さんはあまり知らないようです。
まぁ仕事で中国と関わりが無かったりすると
中々聞く名前でもないので、分からないのも当然かと思いますが。
そんな私も行くまでは、無錫がどんなところか
全く分かっていませんでした。
中国の知識もほとんど無かったまま来ちゃいましたので。
そんな無錫市の紹介をしたいです。
自分の思い出整理の為にも。
人工島の大仏 新しいのでありがたみがない
無錫は上海から新幹線で1時間弱西側へ進んだ都市で
人口500万人程度、多くの日系企業も進出している
大きな都市です。
有名なところではシャープ、ソニー、パナソニック、
富士通、エプソン、村田電子、等々
数えればきりがないほどです。電気メーカーが多いです。
水墨画のような風景 無錫じゃないよ(桂林)
日本人も多く、正式な数字はわかりませんが、
3000人とか5000人とか聞いたことがあります。
企業の数を考えれば、その程度いるんだろうなぁと
推測はできます。
名物は大仏、太湖という湖、南禅寺、くらいでしょうか。
正直あまり イイね!が集まるようなスポットは少ないです。
大仏は88メートルもあり超巨大で、中から目のところまでいけたり
太湖は琵琶湖の3倍の大きさがある巨大な湖だったりするんですが
近くに上海や、杭州、蘇州という中国でも人気の観光地があるので、
わざわざ無錫に観光に来る人は少ないですね。
僕も住んでなかったら行ってないと思いますし。
夕日の沈む太湖 近くでみるとヘドロが凄い
そんな地味な町ですが、
僕は結構好きです。
なぜかって?
それはね
そこに好きな人がいるからです。
別に恋人がいるわけじゃないですよ。
13年住んでいて
友達や知り合いがいるので
やっぱり思い出深いですし、
今の自分があるのも
無錫で出会った人達のおかげという思いもあるからです。
なので僕はこれからも無錫がずっと好きでいると思います。
汚い店ほどうまい法則は当てはまる
先日、初めて中国旅行へ行く知人が
「無錫に行ってみようかな?」
と言ったので、すぐに
「やめとけ!なんもないから」
と言ってしまったのは、
本音。
はじめまして。
中国アモイ住みです。
そもそも、厦門をアモイと読ませてる自体、おかしいですが。笑
やはり、旅行行こうかな!?の質問には、
やめておけ!何も無いぞ!!
と、答えております。
コメントありがとうございます。
アモイに無錫時代の友人が赴任しています。
たぶんそちらにも伺ったことあるかもしれません。
僕、アモイには行きますよ!
無錫には太湖、さくら、ショッピングモールのほか、日本街や野球場など日本人にとって馴染みなところがいっぱいあるのよ。
外来人口が比較的に少ないため、市民の素養だけはとなりの蘇州、旧首都の南京、経済一位の上海と比べてもまけはしないぐらい達している。
経済力も一人あたり30000ドル近く、物価も考えてみると東京あまりと変わらない。
ハイテクの面でも、IBMをはじめ、NTT、Alibabaなど世界屈指の大手企業がここに拠点を設置している。Iotの都と呼ばれる無錫市は近い将来、きっとまた輝くだろう。
利益関連:東京在住の無錫人です。