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映画「沈黙」の期待値がとても高い理由

遠藤周作の名作「沈黙」が2017年、ついに映画化されます。遠藤周作ファンはもちろん、あのマーティン・スコセッシが監督をし、窪塚洋介、浅野忠信、加瀬亮等が出演するとなれば、映画としての期待値はいやがおうにも上がっていきますね。

沈黙は人間の本質をえぐる作品

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「沈黙」は遠藤周作の初期の作品であり、出世作です。キリスト教の宣教師がキリスト教弾圧により、棄教したところから始まる物語。テーマは信仰、人間の弱さ、神の存在等があると思いますが、遠藤周作は日本人の宗教観と、日本人に合ったキリスト教との向き合い方を真摯に考えてきた作家で、自身も幼いころに洗礼を受けてポールという名前をもらっています。キリスト教の作家でありながら、そのありかたに疑問を持ち、今までのキリスト教を取り扱った小説は、強い意志を持った人が、決して最後まで自分の信仰を曲げずに、進んでいく。という話が多かったですが、遠藤周作は、踏み絵を踏まされて、棄教してしまった人間の弱さ、その葛藤にスポットを当てています。これは普段私たちが生活の上でも感じることのできることで、自分の弱さと向き合って、挫折したとても、それでも生きていくという美しさがあると思うのです。

窪塚洋介、浅野忠信、加瀬亮出演って超豪華

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窪塚洋介が映画に戻ってくるというニュースとそれが遠藤周作の「沈黙」であるということが分かった時は、狂喜しました。私は昔から作家は遠藤周作、役者は窪塚洋介が一番好きだったので、この二人が1つの作品でつながることに運命的なものを感じました。また、浅野忠信や加瀬亮など、実力派の役者ばかりで、この映画のポイントである、感情の揺れ動きを上手に表現してくれることでしょう。

アカデミー監督であるマーティン・スコセッシ作品

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「タクシードライバー」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で知られる巨匠マーティン・スコセッシが「沈黙」の監督をするとなれば、世界中で大きな話題になることは間違いないでしょう。スコセッシ監督は20年以上前に「沈黙」を読み、その内容に大きな衝撃を受け、今回念願の映画化にこぎつけたのだといいます。スコセッシ監督作品ということで、日本映画の枠に収まらず、世界が共鳴するような作品になる気がしています。ハリウッド作品になるというのも、小説「沈黙」が持つ力で、翻訳版が多くの国で反響を呼んでいた証です。

2017年1月21日全国ロードショー

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待ちに待った作品のロードショーが2017年1月21日に迫っています。壮大なストーリーを堪能するために、映画館で見ることをおすすめします。個人的にはここ数年で一番期待値の高い映画です!!!

原作:遠藤周作
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジェイ・コックス
出演:アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシ

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